うなぎのぼりブログ

日本のうなぎ食文化ってすごい。地域やお店によって夫々目指すべきうなぎ料理が違うのが魅力的。

瓢六亭 南平台

際コーポレーションが展開する鰻店。
2015年11月に渋谷南平台にオープン。

際グループとしてはこれが初の鰻展開ではない
東村山の草門去来荘で鰻とうどんの店があり、
瓢六亭としては瓢六亭甲府が一店舗目。
瓢六亭南平台は二店舗目となる。

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ホームページ内には地焼鰻が自慢の「瓢六亭 南平台」
とあり、関東では珍しい蒸さない地焼鰻を食べられるようだ。
これは気になるところだ。

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最寄駅は京王神泉駅なのだが、渋谷駅から歩いても12分ほど。
旧山手通り沿いにお店があり、
大きな看板、暖簾には、大正レトロ風の文字。

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店内に入ると活鰻の入った大きな水槽があり、
それぞれに産地の書かれた札が置いてある。
それにして、大きな鰻だ。

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客席はテーブル席個室、座敷席があり
会食や商談にも良いかもしれない。
どの席も古民家を移築したような
レトロモダンとった雰囲気だ。

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メニューは
うなぎ尽くしコース、鰻鍋二鍋コース
などのコース料理から、
地焼鰻うな丼(並)1900円、地焼鰻うな重(並)2900円より
うなぎ串焼き、鰻揚げだし、湯引きうなぎ
うざく、う巻き、うな肝煮などの一品料理もあり。
とにかく蒸さない地焼鰻にこだわっていて
地焼鰻うな重せいろ蒸しがあるのも興味深い。

また、今月いっぱいだが一部メニューを
特別価格で出しているのだそうだ。

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生ビールをお願いすると
お通しには、カブトの唐揚げ
よく揚げてありサクッとした食感。
濃厚甘めのタレがからめてある。

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串盛り7種
左からカブト、短冊(タレ)、肝、丸ブツ、しっぽ、くりから、短冊(白)

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・カブト
こちらは蒸さない堅焼きタイプのカブト串、頭の肉の旨味がダイレクト。
・短冊(タレ)
プリッとした食感の身、旨味甘みが凝縮されている。
・肝
肝の濃厚な味わいと甘く濃いめのタレが合う。

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・丸ブツ
身をそのまま輪切りにしていて、骨も残してある。
・しっぽ
尻尾の身の部分、プリッとした身を噛むと脂がジュワリとひろがる。
・くりから(白)
うな串の定番くりから焼。カリッとした食感。
・短冊(白)
鰻本来の甘み旨味を楽しめる、脂のボリューム感もなかなか。

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うな串だけでかなりのボリューム感もあり酒がすすむ。
うなぎは、捨てるところのない魚だ。
日本酒のラインナップも豊富
料理長に地焼鰻に合う、おススメのお酒を聞いてみた。
高知県 特別純米「南」あっさりし過ぎない辛口。

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まだ、シメるわけにはいかない。
「白焼き蒲焼食べ比べ」をお願いする。
見た目からして肉厚の大きな鰻を使用している、
2Pサイズの大きな鰻にこだわっているのだそうだ。

蒲焼は、
プリッとというよりブリッとした食感の身。
たまり醤油、ザラメなどで調合した甘め濃厚なタレ。
一切一切れに力強さを感じる。
徳島産の山椒を他の調味料と練り合わせたもの
粉山椒、山葵などをアクセントにしていただく。

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白焼きは
皮めをややパリッと仕上げてあり、
プリッとした食感の身は甘く濃厚な鰻感。
噛みしめた時の身から染み出る脂感が
なんともボリューム感がありパワフル。
そのままでいただいても鰻の甘みを楽しめるし
山葵醤油、岩塩をつけていただいてもよし。

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地焼鰻 鰻とろろそば。
これをシメにいただくことにする。

強いコシのある黒蕎麦に
二種類のとろろ芋をブレンドしてあるのだそうだ。
そして、細切りの地焼の蒲焼がのる。
濃厚主張する蒲焼ときゅうりミョウガで
サッパリといただける蕎麦だ。
こう暑いとシメには蕎麦も悪くない。

なんだか蒲焼・白焼きを食べ終わる頃には
なんだか身体に力が湧いた感じになる。
ちょうどスッポンをいただいた時のような
あの身体に力が漲る感じだ。

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瓢六亭のホームページに屋号の由来として
「昔からの心願成就に、無病息災という健康で気力に
満ち溢れ長生きを願う言葉がございます。
この無病にかけて、六瓢「瓢六亭」と名付けました。
うなぎ本来の香りと滋味を大切にし蒸さずに地焼きでお出しいたします。
季の美味しさと共に提供し皆様にお喜び頂きたいと存じます。」
と書いてある。
なるほど、2Pサイズの地焼大鰻のパワーを実感する。

名古屋の人気うなぎ店の出身という
瓢六亭 南平台の鰻職人さんによると
鰻を割くときに氷投入はしないのだそうだ。
それによって、鰻の細胞が新鮮で甘みが出るとのこと。

都内でも少ないながらも蒸さない地焼鰻が
食べられるお店は数件あるが、
ここまで地焼感のある鰻は珍しいだろう。
鰻は蒸した関東風しか食べないと
かたくなに決めている人には向かない。
かなりマニアックな鰻料理だが、
鰻本来の旨味・甘み、コラーゲンをダイレクトに
感じる創作系蒸さないパワフル地焼鰻。

まだ、新しいお店だ。
今後の鰻の新しい魅力を伝えてくれそうな
メニューの登場が楽しみだ。


お店のウェブサイト
https://www.kiwa-group.co.jp/restaurant/399/





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