うなぎのぼりブログ

日本のうなぎ食文化ってすごいかもしれない。気の向くままにうなぎ散歩。

川の家

川の家

ちょっとお疲れが溜まると湯に浸かりたくなる
奥房総養老渓谷温泉郷へ久しぶりの一泊二日、
超プチ湯治の旅。

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うなぎブログなのになんで温泉の話?なのだが
養老渓谷温泉郷には11軒ほどの旅館があるが
そのうちの数件で夕食に鰻の蒲焼を出してくれるのだ。

そして常時、鰻の蒲焼を出す夕食プランのある
温泉旅館「川の家」(かわのや)さんが本日のお宿。

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宿泊当日に直接お話を伺いたかったのだが、その日は
満館で料理人も兼任しているためお会いできず
メールで、なぜ鰻蒲焼を出すようになったのか
教えていただいた。


「川の家」さんは創業45年になるという、
現在の館主は二代目。
実はつい最近までは養老渓谷の他の旅館でも
鰻の蒲焼を提供していたのだそうだ。
各旅館もプランの多様化や鰻の価格の高騰等の事由で
提供しなくなったのかも知れないという。

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ここ養老渓谷は、温泉地としては歴史の浅い地域で
各旅館も長くて3代目程度なのだそうだ。
そして特にうなぎの蒲焼で有名な地域でもないという。
昭和30年、40年代の各旅館の創業当時は、交通事情も悪く
食材の流通も悪かったため、地域で採れた山菜や川魚を使った
料理を提供するしかなかったのだそうだ。

山菜の煮物、鯉の洗い、鯉こく、はやの甘露煮
その中の一品として鰻があったのだという。
鰻の焼き方も創業以来「蒸し」の工程がないのだそうだ。
その理由は分からないが、好みによるが地焼きの工程の方が、
より鰻の旨味を味わえるのではないかという。
タレも創業当時からの継ぎ足しで使用しているとのこと。

事前にこのようなお話を伺ったので、予約時に
夕食の蒲焼を半尾1500円を追加していただいた。

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宿にたどり着くにはこのトンネルを抜けなければならない
こういう素掘りのトンネル好きだなあ。
トンネルを抜けると、川があり
その川べりに一軒だけ「川の家」がある。
部屋からは川が眺められ、遠くに川の音を聞きながら
静かにくつろげる宿だ。

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さっそく風呂に入りたい。
まだ、先客はいない。
いま、湯を張り終えたところだそうだ。
宿の敷地に源泉がある。

養老渓谷名物「黒湯」といわれる重曹泉。
炭酸を多く含む、PH値は8.3
いわゆる美人の湯、美肌の湯と呼ばれる泉質。
身体が芯まで温まる。

夕食まではまだ時間がある。
ひと眠りする。

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夕食は別室の個室となる。
既に刺身や煮物が用意されている。
瓶ビールで一杯やる。

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鮎の塩焼き。
焼き加減もよい、冷めないうちに食べたい。

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野菜のてんぷら。
これも揚げたてを出していただける。

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そして鰻の蒲焼。
地焼のややプリッとした食感
ジューシーで柔らかな身。
甘辛のやや濃いめのタレ。
温泉宿で鰻の蒲焼が食べられるとは
幸せを感じる。

満足した後に再び温泉。
そして、早々に寝てしまう。

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翌朝はちょっと早めに起床し
養老渓谷を散歩する。
川沿いに遊歩道があるので
散策にはよい。

そして朝ぶろ。
男女入れ替わり、洞窟風呂。
やはり先客はいないので
のんびり温泉を堪能できる。

とにかく静かな宿だ
ゆっくりできる、好きな鰻が食べられる。
一泊二日であるがリフレッシュできた。

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最後に館主からのメールには
まだ当館の鰻の蒲焼の歴史が浅いので、
こだわり等大口は叩けませんが、地道に提供し続けることで、
こだわりや更に美味しい蒲焼を提供していきたいとのことだった。
館主のひたむきさ、謙虚さがよく表れている一文であった。


お店のホームページ
http://www.kawanoya.net/



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