うなぎのぼりブログ

日本のうなぎ食文化ってすごい。地域やお店によって夫々目指すべきうなぎ料理が違うのが魅力的。

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青砥焼いづみ

青砥焼いづみ

京成線青砥駅北口から徒歩5分ほどのところに
「青砥焼いづみ」がある

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店の外観はダークレトロな高級店的な店構え。
暖簾をくぐるとさらにシックな内装に
照明が落とされた重厚な雰囲気。
BGMにはヒーリング系が静かに流れる。
テーブルは6卓ほど、店の奥には座敷個室もあり。

20151006DSC07791s.jpg

メニューは
3分の1の鰻がのる、うな丼(中)から
一人前の並、上、特上などなどバリエーションが豊富。
鰻の量と大きさによってグレードが変わる。
他には昼限定のいづみ丼や
うな玉丼、かき揚げ丼など平日限定の昼丼がある。
迷った時は聞くのが一番。

女将さんのおススメとしては、一人前のうな重(並)
うな重(上)とは鰻の大きさが違うとのこと。
おススメの一人前のうな重(並)3500円をお願いする。
メニューに出来上がりまでの時間の目安が書かれている。
うな重は35分とある、おとなしく待つ。

20151006DSC07792s.jpg

メニューのファイルとともに、「青砥焼き」に
ついて書かれたファイルがあるので目を通す。
青砥焼きとは、江戸時代から続く伝統技法であり
注文を受けてから蒸し、明治初期から続く
「百年だれ」に三度くぐらせジューシーに仕上げるとある。

20151006DSC07794s.jpg

青砥焼いづみのルーツは江戸後期にさかのぼり
浅草花川戸の「伊豆屋」が始まりなのだそうだ。
あの有名な1852年(嘉永5年)刊行の江戸前大蒲焼番付
にも西の前頭として名を連ねている。

20151006DSC07795s.jpg

そして明治初期には日本橋馬喰横山に移転している。
1891年(明治24年)当時の営業許可証を見せていただいた。
また、明治時代の「蒲焼屋の番附」にも載っている。
これらの資料はトイレに行く時の通路に掲示されているので
興味がある方は見てみるとよいだろう。
なかなか貴重なものだと思う。

諸事情により「伊豆屋」は閉店するが
1959年(昭和44年)先代が青砥で「青砥焼いづみ」として再建。
「伊豆屋」のお弟子さん達が「タレ」を守ってくれていたため
「青砥焼いづみ」でも「伊豆屋」から伝承されたタレを使うことが
出来たのだそうだ。
「伊豆屋」の屋号にしなかったのは、
先代が引き継げるだけの実力が無いという謙虚さから
伊豆を借りて「いづみ」としたのだそうだ。
現在の二代目店主とお話をすれば、先代の謙虚なお人柄も
想像できる。

20151006DSC07803s.jpg

待つこと30分、うな重登場。

重箱の蓋の内側に半紙がかけられている
重箱の内部の水分への気配りだ。

20151006DSC07805s.jpg

皮は薄くトロッ柔らかく、脂のノリもよい。
厚めの身はトロッとフワッとした食感で
表面をサクッと仕上げてある。
タレは、程よい醤油の香りと
色は濃いめだが、濃すぎず味醂のきいたやや甘め。
うなぎの旨味もひきたつ。
ご飯の盛りもよく、こってりとボリューム感のある
うな重だがくどすぎない、元気系うな重だ。

20151006DSC07810s.jpg

物腰優しい大将と、気さくな女将さんのいる
技術伝承の店「青砥焼いづみ」なのでございます。

お店のホームページ
http://ui4478.muse.weblife.me/





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