うなぎのぼりブログ

日本のうなぎ食文化ってすごいかもしれない。気の向くままにうなぎ散歩。

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荒井川魚店

荒井川魚店

茨城県の堺町。
利根川沿いに店をかまえて3代目という荒井川魚店へ。
店の隣に広い駐車場がある。
昔、東武バスの停車場であり転回場だったそうだ。

DSC07491_thumb.jpg

この周辺はレトロな街並みが残りどこか落ち着く雰囲気だ。
鮒甘露煮製造販売川魚荒井商店の看板も懐かしい感じだ。
店内に入ると、ショーケースやテーブルがありやや雑然とした感じだが
奥からは気さくな女将さんが対応してくれる。

DSC07493_thumb.jpg

ショーケースには、いなごの佃煮、鯉のうま煮、川エビの佃煮が並ぶ。
鰻は一本2100円、日によって物によってお値段が変わるようだ。
白焼きと、蒲焼をお願いする。
これから蒲焼を蒸して焼くとのこと、おとなしく待つ。

もの静かなご主人と、若い人は息子さんだろうか。
女将さんと昔話をしながら待つ。

DSC07494_thumb.jpg

私は嫁いできたからあんまり古いことは分からないけど
当時は利根川を使った水運が盛んで・・・
大正時代の写真が残る。
そこには賑やかそうな街並みと、堤防のない利根川が写っている。
当時は堤防もなく利根川で鰻が採れたのだそうだ
鮒や鯉なんかもいて保存用として佃煮、甘露煮にするんだよ、と。

DSC07498_thumb.jpg

昭和の時代も人が多かったね、
家の隣が東武バスの停車場で終点だったんだ
その時は人もたくさんいてね・・・。
テレビとか新聞とかにも出たんだよ、ヨネスケも来たよ。
二階へ行く階段がある、昔はここで食べられたそうだ。

DSC07506_thumb.jpg

今じゃねえ・・・人がいないもん・・・。
わざわざ、遠くから買いに来てくれるお客さんもいるけどね。
ちょっと前まで、近くのスーパーにも卸してたんだけど
人が少なくなっちゃってスーパーも潰れちゃったんだよ。

ちょっと切ない話、女将さんも遠くを見ながら話す。
蒲焼が焼けたようだ。
ラップをかぶせて、包装紙でくるんでくれる。

DSC07507_thumb.jpg

帰宅後はこれをツマミに一杯やりたい。
なかなか肉厚の白焼きと蒲焼。
温め直すのだが、
いつもの、電子レンジのトースター機能で焼く。
身側をワンラウンド、皮側をツーラウンド焼く。
これはお好みだ、皮がパリッとしているのが好きだから。

白焼きからは脂がフツフツとしてくる。
白焼きは、わさび醤油でいただく。
醤油は先日の銚子のヒゲタの本膳。
皮はパリパリ、身はジューシーな白焼きだ。

DSC07515_thumb.jpg

蒲焼にはタレと山椒がついてくる。
こちらも薄めの皮はパリッとして
身はふっくらととろける。

女将さんの話を思い出しながらいただく。
時代の移り変わりはハイスピードなのだろうが
古くより栄えた街から人が消えて
街も消えて、文化も消えて・・・。

自宅で旨い鰻を食べようと思ったら川魚店に限る。
頑張っていただきたいお店だ。

お店のホームページ
http://araikawazakanaten.web.fc2.com/





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