うなぎのぼりブログ

日本のうなぎ食文化ってすごいかもしれない。気の向くままにうなぎ散歩。

本家 柴藤

本家 柴藤

大阪へ出張、念願の大阪で鰻が食べられる。
そうは言っても限られた時間でどれだけ大阪を感じられるか(笑)

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御堂筋線淀屋橋、創業は1713年(享保年間)というから
約300年となる「柴藤」、初代は将軍家に魚を献上する川魚商から始め
現在は店主は15代目になるのだそうだ。
享保年間というと江戸(東京)ではまだ茶屋的な店しかなかったし
兵庫の酒など下りものと言われる物資が大量に入ってきた頃だ。
お店のホームページによると八代将軍吉宗が愛した鰻の老舗とある。
そして大阪「まむし(間蒸し)」発祥のお店なのだそうだ。

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大阪で「まむし(間蒸し)」と言えば鰻のことだ。
この「まむし(間蒸し)」の語源にも諸説あるようで
ご飯とご飯の間にうなぎを挟んで蒸すことから「ご飯(まんま)蒸し」とか
「ご飯の間(ま)で蒸す」というのが語源と言う説や
鰻をまぶす(混ぜる)が変化して「まむし」となったという説があるようだ。
当時は養殖の柔らかい鰻はなかったので、天然ものをいかに柔らかく
美味しく食べるかという研究の成果なのだろう。

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お店はビル、一階では店頭販売と会計場。
ショーケースには頭の付いた蒲焼も並べられている。
二階から五階が食事をする客席となり
三階席のテーブルに案内される。
作務衣姿の店員さん、BGMは琴。

メニューは、ミニまむし1600円より。
大阪まむし菊2630円、桜4120円、蘭4930円。
グレードで鰻の量(切れ数)が違う。
まむしとは別に「蒲焼」というメニューがある
これはご飯と蒲焼が別々に出てくるタイプだ。
タレがかかっていないご飯が好きな方用なのだそうだ。
他には鰻の定食類、一品のおつまみ
関西ならでは八幡巻もある。
鰻のコース料理は夜のみとのこと。
大阪まむし菊2630円をお願いする。

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待つこと25分、大阪まむし登場。

皮はやや厚め、ややパリッとしているが
皮目の脂のノリも良くトロッと柔らかい。
身は普通の厚さ、ホクッと柔らかい食感。
蒸さない地焼、身の旨味を楽しめる。
タレは、あっさり系ほんのり甘くややコクがあるが
主張しないタレ。

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重の上に載っている蒲焼も柔らかく
やさしい感じのタレとの相性もよい。
さらに、まむしの楽しみ、
ご飯の中からもう一切れ出てくる。
関東では中入れと言われている。
なるほど、全体が柔らかくふんわりとしている。

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大阪の地焼のうなぎというと
ボリュームがあってガツンとくるものと想像していた。
長い年月研究された上品な上方のうなぎ、まむしでございます。


お店のホームページ
http://www.shibato.net/





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