うなぎのぼりブログ

日本のうなぎ食文化ってすごいかもしれない。気の向くままにうなぎ散歩。

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うなぎ食べ歩き~うなぎ屋酒坊・画荘 越後屋

うなぎ食べ歩き~うなぎ屋酒坊・画荘 越後屋

うなぎは大好物である。

このブログでの鰻ネタは食べログという
レストラン口コミサイトにも投稿している。
去年の年末あたりだっただろうか
この食べログというサイトでお食事券があたる
キャンペーンをやっていたので、なんとなくエントリー。
懸賞やらキャンペーンやらには、ほとんど当たったことがないので
エントリー後全く気にせず。

今年に入ってからだったか、食べログ事務局というところから
キャンペーンに当選しているのに連絡がないよとのこと・・・。
どうやら当選メールを削除していたらしい。
ご丁寧に再度連絡をしてくれた食べログ事務局さんには頭が下がる。

そう、今回はお食事券で鰻を食うのだ。
タダなのだ、生きているといいこともあるものだ。
なので以下の記事は、身銭を切って食べていないので
レビューとしては、おそらく参考にはならないでしょう。
ただ、いつもの書き方とは違い、顛末報告とするので
お時間ある方のみお付き合いいただければ幸いでございます。




さて、今回訪問した、うなぎ屋酒坊・画荘 越後屋
食べログの評価点数ランキングでは埼玉鰻部門ランキングナンバー1。
全国ではナンバー3という超人気店で全国各地からお客が食べに来るそうだ。
自分も鰻屋を探すときには、食べログなどを参考にするのだが
そのときには、あまり評価の点数とかランキングとかは気にしない。
むしろ、ランキングの高いところはなんとなく避けるかもしれない。
というのは、人気がある、混む、店忙しい、ワイワイ・・・苦手なのである。
予約をしなくちゃいけない、電話苦手だなあとか。
なんでしょうかね、面倒くさがりなのかもしない。
土用の丑周辺も、忙しい鰻屋には行こうとは思わない。。
料理の画像を見て、うまそうな店をリストアップ。
そして、食べログに書かれた口コミ記事を参考に行くか決める。
ひっそり、こっそりと食べるのが好きなのかもしれない、根が暗いんだろうなあ。

そうはいっても、埼玉県ナンバー1の高評価店に行かれるとあれば
テンションも上がる。食事券に書かれた手順通りにお店を予約する。
ペアの食事券とのこと、しかも店名に酒坊とある、一人飲みは寂しいなあ。
うなぎ好きのヨガインストラクターさんをお誘いする。
平日の木曜日に予約を入れる。

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たまっている仕事をそこそこにして、当日だ。
電車を二回乗り換え、西武池袋線の小手指駅。
途中所沢駅で乗り換えたのだが、この駅では
新宿方面へ行く電車と池袋方面へ行く電車と
それぞれ同じホームで、進む方角が違うのだ。
軽く方向音痴になりながら、小手指駅南口に出る。

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駅前には高層マンション、住宅地だ。
こんなところにお店があるのか・・・。
駅前通りをまっすぐ進み5分ほど、一つ目の信号を左に入る。
越後屋の看板を発見、ありがたい。
開店2分前に到着。
和風な一軒家のお店だ。
18:00開店、周囲はすでに暗く、小雪もちらつき今夜は一層寒い。
暖簾はまだ出ていない、寒いので引き戸に手をやるが
鍵がかかっている、開店時間には厳格だ。

まもなく暖簾が出され、店内に案内される。
入口左側には分厚い一枚板のカウンター、ゆったり5人ほど座れる。
右には座敷4卓ほど、間仕切りで個室になる。
さらに奥にはテーブル席もある。
この立派な一枚板のカウンターは、元寿司屋の名残だそうだ。

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若い店主が気持ちよく出迎えてくれる。
鰻屋の店主からこんなにさわやかに、出迎えられたのは初めてかもしれない。
カウンター奥にはウン十万する名機が壁に掛けられている。
横にはパソコンモニター。
カウンター奥には立て場。
カウンター内ではまさに本日いただく活鰻様が桶に入っている。。
どれにしましょうか?と店主。
こういう瞬間はワクワクする。
活きている鰻桶を前にどれにしまようか、という店はめったにない。
肥満気味の鰻様だ。

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お店に入って早々、若干興奮気味、まだコートも脱いでいない。
活き鰻、並べられた酒、壁のギター、こだわりを感じる内装、好きなものに囲まれる嬉しさ
俺の部屋へようこそで、お客の心はがっちりつかまれる。

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落ち着きのない自分たちを女将さんが、奥の座敷に案内してくれる。
座敷は襖で仕切られ2卓の個室だ。
さきほどのカウンター周辺とはがらっと雰囲気が変わる。
こだわりの照明器具や内装の配色はモダンレトロを感じさせる。
「寒い中・・・」と女将さんより熱いお茶が出される。
ゆっくりとやわらかく話す美人女将さんは店主の奥様だそうだ。
卓上にセッティングされている。
そう今回は鰻懐石をいただけるのだ。

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美人女将さんより献立の説明。
献立の書は大女将さんの直筆なのだそうだ。
大女将さんは日高市にある越後屋本店の女将さんで
こちらのうなぎ屋酒坊・画荘 越後屋の店主は本店で脱サラ修行し
5年前に暖簾分けとのこと。
こういうやり取りは、温泉宿か割烹料亭を思わせる
無言で提供されるより一言説明してもらえると、
店に対する興味、料理に対する想像力が生まれるんですな。
「如月の下弦の頃献立」情緒あるタイトル。

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間もなく前菜。
これを見て心動かされない人はいないだろう。
うなぎ骨せんべい、姫さざえ煮、雪見うなぎホーレン草ペースト、ゴマ豆腐、芽キャベツ酒むしイクラのせ
ずわいと海月のサラダ、本鮪、クジラベーコン酢味噌がけ、白海老、平目の昆布ジメ
献立書に書かれていない、脇役であろう旬の野菜たちがうまい。
主役たちは当然うまい、これじゃ酒がすすむのも仕方がない。
それにしても、見事な盛り付色のバランスが
華やかな気持ちになり鰻屋であることを忘れそうだ。

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焼き物から尾びれ焼き、白バラ焼き、日向鶏の焼鳥。
うなぎを無駄にしてない、愛がある。
ふつう捨ててしまう部位を工夫して提供する。
尾びれも白バラもうなぎ5尾分でひと串になるとか。
こうすると貴重品になる。
器用に串にまかれた尾びれ焼は見た目真っ黒なのだがミニトマトの赤が高級感を出す。
若干の苦みと柔らかくなった小骨のざらざら感、脂のこってり感、おもしろい串焼きだ。
白バラ焼は骨の周りの肉を丁寧に串にしてある、わりと淡泊なお味。
日向鶏はじっくり焼かれた、柔らかく味わいのある肉。

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こうなると日本酒が欲しくなる。
飲み物メニューには埼玉の地酒も並ぶ。
同席のヨガ先生のリクエストで〆張鶴。
卓上のミルには京都産の山椒
自分的にはうな重でも山椒は使わない
厳しいうなぎのときにだけ山椒をかける。
この京都産の山椒は香り楽しめる。
ミルを二ミリほど回しただけで山椒の香りがひろがる。
尾びれ焼にお勧めとのこと。

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お待ちかね白焼き関西風。
身は超厚め、皮パリッと仕上げてある。
焼にムラがない、均等に火が通されプリッとした食感を残しつつ柔らか。
自分的にはもっと荒くてもよいのだが
炭火の前で店主の真剣勝負を想像しつついただく。
ボリューム感のある、ザ・うなぎ様だ。
これはワサビ醤油と粉塩でいただく。

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ヨガ先生も大感激の様子。
先生のブログもあるとか、美を追求する女性が見てくれているそうだ。
うなぎのコラーゲンはお肌にもよく美容にもよいからね。
こちらの鰻屋さんの宣伝しちゃってくださいな。
松戸 ベリーダンス ダイエットインストラクター AKANEのブログ
うな重の仕込みを見せていただけるということで
カウンター前で店主のうなぎさばきを見せていただく。
うな重の蒸加減も聞いてくれる。
まるで博多ラーメンの麺かため、スープ濃いめみたいだ。
おもしろいなあ。

うな重の頃合いを聞かれる。
呑んべえはだらだらだらだら、食べて飲むのだ。
ちょっと待っていただく。
若い店員さんに何度も日本酒オーダー。
店の雰囲気にマッチした店員さんは身内なのかと聞いたところ
ただのアルバイトですと・・・ただのアルバイトの振る舞いではない。

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店主からカウンター席をすすめられうなぎの骨せんべいをもって移動。
カウンターに座ると、うな重の焼き加減を聞かれる。
ここまで客の好みに応えるか、大将にお任せである。
ご飯は少なめでお願いする。

待つこと10分ほどだろうか、うな重登場。
もうこのあたりは時間感覚は定かではない・・・。
身はやや厚め、深すぎず浅すぎない蒸加減で身は柔らか。
タレはあっさりした甘め。
表面をパリッと仕上げてある。
ボリューム感控え目と思うのは白焼きの後だからだろう。
懐石の全体的なバランスを考えると、シメ的なうな重なのだろう。
いや、呑み過ぎだろう。まだボリューム求めて呑む気なのか・・・。
しょうがない、うまい料理とうまい酒、楽しいもんなあ。

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新鮮な肝入りの肝吸い。
一粒で主張するイチゴ。
漬物は濃いめ、奈良漬がうれしい。
腹も心も満たされ鰻懐石劇場の幕は閉じる。

と思いきやここからが
酒坊の本領発揮である。
しかしここからは楽屋での出来事、あえて書かない。

こちらのお店の魅力は、素材の質はもちろんだが
型にはまらない店主は素材を生かすための努力を惜しまない。
ここまでなら、行くところ行けば出会えるのだろうが、
店主をはじめ、女将さん、アルバイトさん
お客さんをよく見ている。
どうしたら楽しんでもらえるか考えている。
たぶん店主自身も楽しんでいるのだろう。
気持ちの良い時間を過ごせる店、人対人なんでしょうなあ。
鰻価格が大暴騰している、昨今。
すでにスーパーからは鰻が消え始めている。
鰻と食についてあらためて考えさせらる今日この頃だ。

たのしい時間を提供していただいた
うなぎ屋酒坊・画荘 越後屋の皆様に感謝申し上げます。
また、このような機会をくださった食べログ事務局さま
ありがとうございました。






天然うなぎ炭焼き地焼き。
初秋ですかね、貴重品でしょうが。
食べてみたいものです、次回は身銭で。
その時期は混んでますやね・・・。





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