うなぎのぼりブログ

日本のうなぎ食文化ってすごい。地域やお店によって夫々目指すべきうなぎ料理が違うのが魅力的。

森のやまびこ


小淵沢にて打ち合わせ、遠出の出張である。
打ち合わせは午後なので、甲斐大泉方面へ寄り道。

八ヶ岳ロイヤルホテル前に、以前から気になっていた鰻屋があるので
こちらで昼食をとることにする。新緑が綺麗だ、リゾート気分だ。
お店の外観は、森の中に黄色の看板とうなぎ屋らしくはないが
関西風の蒸さない地焼きのうなぎを食べさせてくれるというので、興味深い。

開店時間少々早めに到着するが、気持ちよく店内に案内していただいた。
店内はカウンター10席ほどと小上がり2卓と程よい落ち着いた店内だ。
メニューはシンプルで、うな丼は1000円から
他に肝焼き、白焼き、長焼き、まぶし丼、うまき、うざくが並ぶ。
なかでも、うなぎピザというのが珍しい。
今回はうな丼の”とくどん2000円”を注文する。
女将さんがお一人で切り盛りしている。
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待つこと15分、うな丼登場。
皿の縁が低めの和風皿に、ご飯が盛られうなぎがのっかている。
「わさびをちょっとつけて、お召し上がりください」とのこと。
皮は超パリパリ、超肉厚の身はフワッと柔らかくジューシー。
地焼き独特のジュワッとした感じだが、くどすぎず。
なるほど、わさびがいい感じで合う。
タレは甘目だが濃すぎず控え目、ご飯も硬めで好みだ。
ご飯はお代わり自由だそうだ、うなぎがなくなる前に頼むべし。
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うな丼に肝吸いはなし。うなぎは三河一色産だそうだ。
蒲焼の持ち帰りもできるようだ。
この値段でこのボリュームはありがたい。

関東圏で本格的な蒸さない関西風うなぎを味わえる、
ここは近いかもしれない。
また、機会があれば是非立ち寄りたいお店である。
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そうそう、最後にデザート(ヨーグルトだったか)がつく。
高原の緑の中で食べるうなぎ屋は、のんびりとした時間の流れだ。
デザートを食べながらのんびりしてしまい、女将さんとお話する。

もともと、岐阜県中津川で鰻屋をやっていたのだそうだ。
年をとったので、中津川の店は息子夫婦に任せて
5年前に山梨県大泉に移住してきたとのこと。
御主人は他界され、現在は女将さん一人で切り盛りしているとのこと。

中津川のお店の名は、”やまびこ”、こちらは八ヶ岳山麓の森の中なので
”森のやまびこ”と名付けたそうだ。

ここ山梨あたりでは蒸す関東風が主流だ
初めてのお客様に、この岐阜発の関西風うなぎを
出すときには緊張するという。
関西風の蒸さない鰻を食べ慣れていない、関東の方の反応は様々なのだそうだ。
それでも、5年間続けて、関東からわざわざ食べに来てくれるお客さまも
いらっしゃるのは、大変ありがたいと・・・謙虚な女将さんである。
「もう年寄りなので・・・マイペースで暮させてもらってます」
というが、そう年寄りにも見えず綺麗な女将さんである。

定休は火曜日と水曜日だが、来店前に電話を頂けるとありがたいとのこと。
女将さんとの話は楽しい。
店の前のロイヤルホテルで、泊まりがけで一杯飲みながら
鰻に八ヶ岳のワインなんてのをやってみたいものだ。
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